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Ray Matsumoto Give Love & Peace

カテゴリ:Favorite( 357 )

来年で創業400年を迎える フランス アルザス地方のワインメーカー・フンブレヒト家。
12代目当主・オリヴィエ・フンブレヒト 自らがワインを紹介する会に参加してきました。

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長身190センチくらい??!!
優しく理知的な巨人オリヴィエさんの話によると、
元々60年代に5ヘクタールだった土地は現在40ヘクタールを超え
20年来 畑を大事に ビオディナミ農法でブドウを栽培されています。
馬が3頭いて 収穫が終わった秋から冬にかけて
馬が土地を耕します。
霜や雨が降った土地を馬がゆっくり歩くと 空気がはいり 土地が呼吸し 活性化するそうです。

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この日 頂いたワインは
Zind 2016 
(シャルドネ2/3 、オーセロワ) 柑橘を感じました。
Pinot Noir Heimbourg 2016 
(アルザスの貴重な赤ワイン!明るい色で鉄分を感じる素晴らしいワイン!)
Muscat Goldert Grand Cru 2016 
(黄色い海洋性の土地にミュスカのみ植えている。ミネラルかつデリケート)
Riesling Rangen De Thann Clos Saint Urbain Grand Cru 2015
(火山の灰が固まった土地、火の土地にリースリングはピッタリ)
Pinot Gris Clos Jebsal Selection de Grains Nobles 2016 (甘すぎないエレガントなデザートワイン)

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料理にも大変興味があるそうで
熱心に料理の説明を聴き、ワインとのマリアージュを楽しんでおられました。

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ワイン、シャンパーニュももちろん日々お飲みになられ
ウィスキーなども大好きだというオリヴィエさんが作るワインは、
収穫は手摘み、ゆっくり優しく圧搾、発酵は1年以上かけて大樽で熟成させます。
ボトリングまで2年以上かかることもよくあるそうです!
じっくり作るワインは、葡萄の味が深く、繊細な和食に合います。

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土地と葡萄品種の相性も大切になさっています。
石灰土壌には 黄色、青色つまり石膏のような色 など 
石灰質といっても土地により個性があります。
火山性土壌にも 黒が強いものなど 色の違いがあるそうです。
土地が西向き、南向き、で陽当たりが変わり、葡萄の味に違いが出ます。
隣の席で たくさんお話しを伺いましたが
ビオディナミを語るには 1日でも足りない~~とのこと。
大変欲張りな質問ばかりで 失礼しました!

アルザス特集のワイン雑誌、まさに彼の紹介ページに
ちゃっかり サインを貰いました♡

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ワインを熟知なさっている大将 高畑さん、一緒に参加した友達Tちゃんと。
最後には 皆 大満足満面の笑みでした。

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ドメーヌ・ツィント・フンブレヒト DOMAINE ZIND-HUMBRECHT → こちらから
現在13代目もワインの勉強中。

素晴らしい料理 また伺いたい和食のお店は 太庵 → こちらから
ミュシュラン三ッ星。

イベントをご紹介してくださったのは トムギャルソン → こちらから
偶然の出遭いに感謝☆

出逢いの季節、
皆さまも麗しき春をお過ごしくださいませ~
それにして アルザス、行きたいです!!!

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by ray_matsumoto | 2019-04-05 23:36 | Favorite | Trackback | Comments(0)

ピアノ好きで 弦楽器と縁がないまま人生の半分を過ごした私。
ヴァイオリンの精霊 イザベル・ファウストの音色を昨年生演奏で経験→こちらから
昨年 スイス・ヴェルビエ音楽祭で 
Andras SHIFFと Tabea Zimmermannによるヴィオラとピアノの室内楽曲を聴き→こちらから
すっかり 室内楽好きになっています。

ブラームス ヴァイオリンソナタ全曲(第1番~第3番)演奏会を見つけ
聴きに行きました。

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シューマンに出版を薦められた作品含め 若かりし頃作曲したヴァイオリンソナタが別に3作ありますが
ブラームスはそれを破棄し
43歳のときの OP78 「雨の歌」が第1番となっています。
シューマンとクララの子供 フェーリクスに愛着を感じていたブラームスが
フェ‐リクスの病気を気遣い クララを慰める目的で 
第2楽章の最初の24小節を書き写し 裏に クララ宛の手紙を書いています。

「親愛なるクララ  
あなたが裏面の楽譜をゆっくり演奏されるなら、私があなたとフェーリクスのこと、それに彼のヴァイオリンのことさえ どれほど心底思っているか、、、
彼のバイオリンは鳴り響くのを休んでいます」(音楽之友社 ブラームス 西原稔著より)

そして 手紙を受け取ったクララは フェーリクスの死をブラームスに伝え
第3楽章を 「あの世に持っていきたい曲です」 と 述べています。
クララが好きな 歌曲「雨の歌」と「余韻」をモチーフに使ったメロディーの第3楽章は
クララにとって 失った子供が天国で聴ければ救われる、、、と思ったのでしょう。

演目順は
ヴァイオリンソナタ 第1番 ト長調Op78「雨の歌」 (ブラームス46歳の時の作品)
休憩
ヴァイオリンソナタ 第2番 イ長調Op100 (同53歳)
ヴァイオリンソナタ 第3番 ニ短調OP108 (同55歳)

好きな演目ということもあり 思い入れたっぷりで会場へ♪
アリーナ・イブラギモヴァのヴァイオリンは 絹糸のような細い音色が 弱音でも響き渡ります。
かと思えば 身体を音色とともにたおやかに躍らせ 膨らみのある音で 情緒深さを表現します。
強い音ではありませんが 大胆さを持ち合わせ 残響がしつこくなく
静かに 耳をうならせ 密かに心に入り込み 一滴 涙の雫を導きます。
まだ33歳、あどけない顔なのに、 美しいオーラをまとっている素晴らしいヴァイオリニストでした♪

10歳年上、セドリック・ティベルギアンのピアノは 最初 音が固く大きいな、、、と思いました。
休憩をはさみ、後半は大変良かったです。
第3番では 胸が苦しくなりました。生きるって辛いなーーーと 音楽を聴いて感じました。
年のせいでしょう。 このような音楽を聴いて 安堵し 癒されます。
10年以上 コンビを組んでいるとあって 良い呼吸でした。


終演後 即 サイン会!
長蛇の列なのに、一人一人ゆっくりお話しして名前もいれてくれました。
ヴァイオリンを習っているであろう若い女性はヴァイオリンケースにサインを貰ってました!
ちなみに 付き添いの日本人の男性、どこかで会ったことがある。。。
そうだ、ピアニスト・ポールルイスの時のオジサンだ!!
matsu:「王子ホールでポール・ルイスのときもいらっしゃいましたね!」
オジサン:「はい。。。こういう仕事でして。。。」
matsu:「今年もポールルイス、行くからね!!よろしく!!」
なんて、羨ましい仕事なんでしょう☆

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アンコール曲は 聴いたことのない曲。
ロマンティックで 優しくって アンコールでも 沢山泣きました。
「シューマンかな??」と 思いきや・・・

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クララ・シューマンの 3つのロマンスOP22
ブラームスにクララで答える彼ら演出に 
またまた感激♡
最高のバレンタインデーでした♡

ブラームスとクララの繊細で尊重し合う関係。
善いときだけでなく 
辛い時こそ そっと傍にいれる関係。
時に感情を 正直にぶつけ
手紙で 距離感をもって 思いやりを伝える。
人間だからこそできる品格ある関係。

アンコール含め どれも素晴らしかったです。
好奇心をもって 足を運んでよかったです。
私のちっぽけな世界が 広がりました♪

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今回の演目で好きなヴァイオリンソナタ第1番 1楽章と3楽章が、もっともっと好きになりました。
第2番はどうかなーーーと思ってましたが 生演奏を聴いて、やはり好きになりました。
今回サインをしてもらったメンデルスゾーンの彼女の演奏も最近よく聴いてますが
ちょっと苦手なこの有名曲も チャラチャラキラキラしてなく
落ち着いて聴けます。
家でのCD視聴でも泣けるなんて、
琴線に触れる演奏なんです。
古楽器室内楽のこのCDも是非お勧めであります!
Orchestra od the Age of Enlightenmet → こちらから
アリーナ・イブラギモヴァ、
今後も生演奏を聴きたいヴァイオリニスト、見つけました110.png


by ray_matsumoto | 2019-02-21 20:50 | Favorite | Trackback | Comments(0)

情熱大陸にもでていた絵本作家 ヨシタケシンスケ氏。
イラストの愛らしさだけでなく 内容がいいんですよー

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どちらも患者さん、お友達からの贈り物です。
素敵なプレゼントとして 許可を頂き
現在 レイ眼科クリニック待合に置いています。

大人こそ 納得できる深い内容。
年をとること
多様性
そんな内容。

そして 最後には 許容を教えてくれます♡

あと レイ眼科クリニックでのシリーズものは だるまちゃんとかみなりちゃん☆
こちらも個性を重んじ、共生する話ばかり。
以前のブログも どうぞ → こちらから

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ヨシタケシンスケ氏の世界に共感します。
みえるとか みえないとか、
私は 目のことに誇りをもって仕事をしています。
大切なことは 
どう生きるか を患者さんと話しあい 仕事に反映すること。
レイ眼科クリニックも ユーモアを持ちながら 多様性を許容し、共生する世界を展開していきたい。

Kさん、H先生、ありがとうございました♪

by ray_matsumoto | 2019-02-19 19:09 | Favorite | Trackback | Comments(0)

日常こそ黄金

寒くなると チョコレートが美味しいですね。
日曜日の午後、久しぶりにゆっくり座って読書をしています。

お供は、 有田焼☆
スタッフからのプレゼントのカップ、
ゴディバと 特別な人からの頂きもの スイス土産のホワイトとヘーゼルナッツのチョコ。
ささやかな時間を 良い器で過ごすだけで
テーブルの上に気品が生まれます♡

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今年もスタッフにプレゼントできました♪
メッセージが手抜き(・∀・)
黄金の包装紙♡

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そして 
今年も 全スタッフ分手作りチョコレートを作ってくれる
健気な某スタッフHさんの心遣いも嬉しいです♡

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良い道具、良い食材、善い行い。

日常こそ 黄金。
特別な日は 毎日の積み重ねだから
日々 一瞬をおろそかにしたくはない。
毎日を 良い器で食事し、
良いものと良き人に囲まれて過ごし、
善い言葉を話し 善い行いをする。 
身体が疲れていれば 良い道具に身を委ね
心が疲れていれば 善い行いと良いものに心を任せる。

バタバタした1週間でしたが
有田焼とチョコレートの数十分の時間で 黄金が見えてきました。
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by ray_matsumoto | 2019-02-17 16:41 | Favorite | Trackback | Comments(0)

心和庵

自由を 運んでくれる人達がいることを知りました。

今まで 自由=ある種の幸福 は 自分の積極性に依存すると思っていました。

さまざまな理由 例えば、
仕事
子育て
介護
健康上の問題 などで
自由が損なわれ  閉塞感から生きる活力が損なわれることがあります。
今は 積極的になれない時だから 静かに時をまとう、、、と我慢したり
諦めてしまったり。

自分でなくても 周りの人達に運んでくれる自由、幸福があります。

手書きの有田焼
双子の兄弟が心を込めて創造する器。

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1年以上前 このご兄弟の平皿が欲しく 見にいきました。
訪れたときは もうほとんど完売に近く 欲しかったものがありませんでした。
なので、自由を象徴しているような鳥の絵の箸置きと
予定外でしたが 盛鉢を購入しました。
だって、 鳳凰と唐草模様が あまりに美しかったから。

すると 双子の弟さんが 「え!!」と驚いたご様子。
彼らにとって 独立したときから大切に飾っていた盛鉢だったようで もともと売るつもりではなかったそうです。
私のほうが 「私が購入してもいいのですか??」と 会話したことを記憶しています。

下手な料理で申し訳ない素晴らしい器。
下手な料理もそれなりになる?! → こちらから
飾れば なお良し。
目出度い絵柄がゆえに 正月に相応しい器です。

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レイ眼科クリニックの昼休みには 
皆でお喋りをしています。
盛鉢の話も もちろん紹介したし
有田焼のお祭りに行くスタッフに 工房に寄ってみたら?なんて紹介したり。
で、 実際 九州旅行の際、この工房に遊びに行ったスタッフが
大阪で展示をしている情報を仕入れ 
今回 レイクリガールズからの誕生日プレゼントとなったのです♡

好きな白と藍色
手書き、草が活き活きしてて 線が柔らかく 安心感があります。
何よりも 家のテーブルに置いた時
家の中の空気が変わりました。
毎日 毎日 閉塞気味だった 変化のない家に
二つのカップが 柔らかい新しい世界を 醸し出してくれたのです。

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これを 自由 といっていいんだな~~
心から解放され 幸せに満ちました。

その名の通り、感情、理性が調和して和らぐ器。
心和庵 → こちらから

レイクリガールズの優しさに感謝♡
自由を拡げてくれてありがとう♡
 

by ray_matsumoto | 2019-01-31 22:18 | Favorite | Trackback | Comments(0)

青紀ひかり L'amour

音楽の巫女 JAZZ SINGER 青紀ひかり の新作アルバムL'amourのライブに
満月の夜に行ってきました。

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初めて歌を聴いたのが 5年前 → こちらから
以前 夏にあったライブは → こちらから

今回のテーマは 「愛」
巫女が奏でる愛を支えるのは Ron CARTER
全曲 Ron CARTER によるベースです。
日本の歌謡曲 Otokouta を歌っていた時の彼女は
確かに 男性でした。
今回は Soulの名曲からフランスなど などジャンルが幅広く彼女の七変化が楽しいライブでした。

When A Man Loves A Woman, Latery、A song For You のときは 完全に男性。
Don't It Make My Brown Eyes Blue, Close To You のときは 女性。

前から2番目でライブを見た私には
ひかりさんの表現、創造のイメージが 直に伝わり 
心から自由な 想像時間を楽しみました。

ミュージシャンもとても良かったです!
サックスの鈴木さんは 編曲名人。
天野さん、亮くんのギターは 涙が零れるよう。
グルーブしながら確実なリズム ドラムの Dennis Frehse
ピアニスト大西順子ともコラボしている大人の音色 ベースの井上さん
そして 繊細 しっとり 光や風を連想できるピアニスト 若井優也さん☆
彼のピアノは 本当に素晴らしい!!

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巫女が歌う世界の愛
苦しみや悲しみを癒せる巫女だから その愛は深い世界です。
だから・・・
今回 シューベルトのあの名曲も彼女が歌っています。
200年前のシューベルトが聴いたら どんな顔をするだろう?

寒い夜に 聴き入れば 沢山涙が出た後、安寧になれるアルバムです♪
青紀ひかり HPは → こちらから

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by ray_matsumoto | 2019-01-25 21:14 | Favorite | Trackback | Comments(0)

BROOKS ~Hand Crafted Wines

アメリカ・オレゴンにて 
バイオダイナミックス農法で畑を耕し、葡萄を作り、ワインを完成させる。
牛角、タンポポ、土筆、オークの樹、イラクサ、カモミール、吉草根、、
2016年に訪問したとき このイラストに プライドを感じた。

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長閑な風景
美味しい珈琲を立てる姿
朝ヨガする人達
あの時 解放感に満ちたことを思い出した。

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遠くに見えるは Mt,HOOD !
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日本式 最年長者(私!!)から 
最年少者(↓彼) に日本酒を注ぎ
皆で 盃を交わし 健康を祈る。

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ワインの作り手は 家の修理もできる!!
ありがとう!!

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ピノノワールには
エレガントな面と 力強い面と 2面性がある。
そこから JANUS ヤヌス の命名となった。
クランベリーそのものの香り、味わいが
後半に鹿革のような芳香へ変化する。
人の手で作られる 小さな地球。

食べ物は再利用にて廻り あらゆるものの成長を支える。
人は 時を廻って 出逢いを繰り返し 成長する。
Chris 沢山のお話しをありがとう!

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BROOKS → こちらから
RIESLING Ara 2005  蜂蜜でぺトロール、ドライ お刺身にピッタリ
Gewurztraminer 2013 2種類  同じビンテージ おりびき有り無しの比較という贅沢☆
Pinot Noir 2015 JANUS チャーミングなピノ

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後片付けをしながら 沢山の言葉を反芻する。
この時間が好きです。

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Peace !
Bread !
Land !
Wine !
BROOKS !!

生き物は、皆、友達。
地球を大事に 友達を大事に 生きていこう!

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by ray_matsumoto | 2019-01-21 15:20 | Favorite | Trackback | Comments(0)

Paul Lewis HBB PROJECT 2018

3年にわたり 合計4回 Haydon,Beethoven,Brahmsを演奏する
Paul Lewisによる HBB PROJECT を今年も聴きに行きました♪
昨年の様子は → こちらから

数年前、彼のシューベルトに涙し、
ベートーベンピアノソナタ全集の虜になりました。
そして 今、 ハイドンの軽やかさ、ユーモアに 笑顔と子供のような活力を貰っています。

演目:

ブラームス:7つの幻想曲集 Op.116
ハイドン:ピアノソナタ No20  ハ短調 Op.30-6

ベートーベン:7つのバガテル Op.33
ハイドン:ピアノソナタ No.52  変ホ長調 Op.82

秋になると 聴きたくなるブラームス。
私にとっては 敷居が高く 気合をいれないと聴き込めないブラームス。
郷愁、諦念、慈愛、祈り。
心身ともに重厚さを求められるようなブラームスの音楽は 齢を重ねないと聴けません。
胸を打つような 苦しくなるような演奏のあと ハイドン No20.

なんとなんと、寂寥感、水が流れるようなメロディーが 先ほどのブラームスとリンクしました!

後半ベートーベン 7つのバガテルは優雅、軽快、溌剌。
ポールルイスの歌心のある膨らみや空気を感じる演奏に 温かみ、優しさを感じました。
オペラグラスで 演奏する肩、腕、指 そして表情を観察しました。
真っ直ぐな視線、見開く目、閉眼、微笑み、弛緩、緊張。
シンプルな曲なのに、 なんて表情豊かなのでしょう。
あそこまで世界を拡げて演奏できるなんて、  
ポールルイス、素晴らしい!!
そして ベートーベンはユーモアを持った人だったに違いないと確信しました!
最終曲のアレグロでは ワルトシュタインのような躍動感あるリズム感で
最後 ポールが 観客に向かって 茶目っ気タップリの笑顔で終了☆
会場からも 笑いが零れ
私は、初恋の時みたいに 胸がドキドキしました♡

そして ハイドンの52番へ。
ポールルイスの真骨頂、軽やかな響き
崩れないテンポ
チェロが響くような低音と叙情詩。
そして 最終章アレグロは
子供たちが戯れ、風が舞い、時とともに大人になっても無邪気を残す。
煌めく純粋な心を持ったまま大人の世界が展開。

ハイドン、ベートーベン、ブラームスの繋がりを理解することができる
素晴らしいプログラム構成でした。

ポールルイスに惹かれる理由は 彼の音色に
誠実さ、静謐、過剰でない歌心と情熱を感じるから。
静かに 感情を呼ぶ演奏だから。
人としての品位が滲み出た音色だからです。

品位を忘れたデシャバリおばちゃんは 今回も 演奏が終わったら猛ダッシューーーー
サイン待ち2番目にて 
またまた厚かましくサインを2枚頂きました♪

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Matsu: 「Absolutery brilliant Night☆」
Paul Lewis : 「ありがとう~」
Matsu: 「去年、ベートベンピアノソナタ4番にサインしてもらったの。
来年ね、
27番をアマチュアピアノ発表会で弾くから、
今、練習中。
アタシ、Ray、
励ましのために また サイン頂戴~」
Paul Lewis 昨年のサインを見て 何かちょこっと思い出した風??
笑顔でサインをしてくれてるときに
Matsu: 「 I am Beethoven Geek. Tonight my HAYDON's journey is just started .
アタシ、ベートベンオタクやねんけど、今夜、ハイドンの旅が始まったわ!」

すると、Paul Lewis が 満面の笑みで


Paul Lewis :「 次は ハイドンのピアノソナタに挑戦しなさいよ!!!」



いつか 弾けるようになって 
Paulに報告したいです~~♪♪♪
(いつのことやら・・・)

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会話に興奮してお土産を渡し忘れ 再度 サイン待ち後列へ。
Paul Lewis : 「Hello Again~~」
Matsu: 「♡♡♡ これね、リラックスアイテム。
あなたの海外公演のスケジュールはとっても忙しいでしょ?
これ、必要よ!」
Paul Lewis : 「ほっほっ~~ (笑笑) 飛行機の中で使えるねーありがとう!」
Matsu: 「来年も 会いに来るわ~~~待ってま~~す!!」
今年もピアノの御守り、熱い握手をしてもらいました113.png

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アンコール曲は シンプルながら 
情感タップリで素晴らしかったです。

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Paul Lewis が とても楽しい人だと感じれて嬉しかったです。
関西人として 彼に笑ってもらえて 至極シアワセでした。
ポールルイスがハイドンを演奏したかったのは
ハイドンの音楽がアイデアの宝庫で素晴らしいことは勿論、
「クラシック音楽コンサートで 笑顔になる人がいない、愉快なことがあってもいいんじゃない」
という 思いから始まっています。
明日からの私のピアノの練習も 笑顔と楽しみを持ちながら行います。
ポールルイス 現在46歳、彼が現役である限り 私もピアノの練習を続け
毎回 彼に報告するわーーー(迷惑でしょうが)
そして 私は下手の横好き、
一生ピアノの練習を続けたいと思います。

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Paul Lewis HBB PROJECTに ご興味ある方は → こちらから


by ray_matsumoto | 2018-11-28 23:50 | Favorite | Trackback | Comments(0)

ピエール・ボナール展

ピエール・ボナール展 に行きたかったのは
5年前 エルミタージュ・アムステルダムで ナビ派の絵をゆっくり鑑賞した秋の日を思い出したから。
(→ こちらから

ラヴェルと一緒に旅行するほど親交があり、
ラヴェルの曲目と同じ標題の絵も描いていると知り
前夜は ラヴェル「クープランの墓」「水の戯れ」「亡き王女のためのパヴァーヌ」「鏡」を聴き
イメージを膨らませました。

「視神経の冒険」的画家 ピエール・ボナール。


私には 「視野の島への挑戦」を絵画で表現していると観ました。
画面の中央に遠景を薄く描き
画面の周縁部に近景を集中させることで
鑑賞者に向かって ぐ~~~と絵画全体が迫ってくるのです。
構図、色彩、空間にハッとさせられる瞬間が 絵画の中に潜んでいます。
それを見つけたとき ドキっとしたり、涙が溢れたり、
自分の中の記憶を呼び起こす絵なのです。
まだまだ 気が付けてない、見えてないボナールが描いた何かを
新たに見つけられる喜びを秘めた絵画です。
何度でも 視細胞を刺激する絵!
やはり 視神経の冒険か!

相当興奮した私、鑑賞後 背の高い一人の男性に声をかけました。 
matsu: ” Would you take a photo for me? ”
男性:「。。。。。」
matsu:” Push here ! Are you all right ? "
男性: 「あの、、、」
matsu: 「ええ??日本語を喋るの?」
男性:「 私、日本人に見えないでしょうか・・・?」

ありゃま~~ 
躍動感ある色彩、空間美に満ちた絵画鑑賞にて 
すっかり オルセー美術館かヨーロッパにいる気分に浸っていました(#^.^#)

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最晩年、ボナールの書き残した言葉
「私の絵がひび割れずに残ることを願う。
西暦2000年代の若き画家たちのもとに 蝶の羽で舞い降りたい」

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「日本かぶれのナビ」と呼ばれたボナールさんへ。
確実に舞い降りていますよ。
5年たって 再会したかった 一庶民の日本人の私のもとにも、
時間を超えて
場所を超えて 舞い降りてきています。
きっと また 地球上のどこかで 貴方の羽の音と色を見つけます。

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もう一度行きたいけど 時間がありません。
お気に入りの図譜がまた一つ増えました。
しばし 眺め読み耽ます。
ピエール ボナール展 2018年12月17日まで
国立新美術館 → こちらから

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by ray_matsumoto | 2018-11-06 23:26 | Favorite | Trackback | Comments(0)

今年の秋 、芸術の秋は 音楽の秋で駆け出しました。

緩やかに上る廊下の写真。
真面目がお手本のブレンデル

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ムーティー カッコイイ!!

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朝比奈さん、子供の頃、ラジオで聴いてました♪

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音楽の使い、戦士、妖精 などの写真に気持ちが昂る京都コンサートホール♪
ここで初めて聴くのが NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団。
(旧ハンブルク北ドイツ放送交響楽団)

演目:

ワーグナー 歌劇ローエングリン 第一幕への前奏曲
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番
ブラームス 交響曲第4番

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ドイツ三昧の演目です。
ピアニストが エレーヌグリモーから ルドルフ・ブッフビンダーに直前で変更されました。
ウィーンに3年半いらしたご一緒したピアニストのRさんが
「フランス人の彼女より ルドルフのほうが良いわよ!」 
で、本当に素晴らしかったです。

ピアニスト・ルドルフ・ブッフビンダーは 
乱れぬ体幹、軽やかな指先。
安定感のある楽団の幅広い響きと 彼のピアノ演奏が調和していました。
安心して聴けました。
ピアノコンチェルトを演奏したあとに
アンコールで ベートーヴェンピアノソナタ18番2楽章を軽やかに演奏。
ベートーヴェンピアノソナタ 大好きな3本指 18番、27番、29番の私にとって
解りますか??? 
昇天して 踊りだしそうでした♪

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後半のブラームス4番。
紅葉し始めた秋のように 静かに始まり 成熟していく弦楽器の重厚な音色。
じんわりと波動が伝わり 
季節の移り変わりや
生きることの多様性、伝統と進歩の交叉に いつの間にか 涙腺が緩みました。
実直な演奏、出すぎない管楽器と打楽器
そして 指揮者アラン・ギルバートの情熱が 
大変調和していていました。

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アンコールに ハンガリー舞曲。
Rさんは この曲を高校生の時に聞いて 音大を志したとか!
このリズムの躍動感は 日本人には沁みついていないリズム感、高揚感だと思います。
地元に根付いた音色、素晴らしかったです。

そして 最後 弦楽器が奏でる日本の「浜辺の歌」
美しい旋律に 会場の至るところから すすり泣きが。
私も 泣きました。
自国のことを 他から知る。
自分のことは解っているようで 解っていないのです。
身近に美しいこと、素晴らしいことが存在するのに
気がついていない 愚かさを知らされました。

高揚しながら静やかな統一感。
人間の品格を感じる美しい演奏。

帰宅後 指揮者 アラン・ギルバートを調べました。→ こちらから
同世代で親しみを感じます♪
そして お母さまは 日本人でした。
誰もが 自分のある場所を知るために 
自己表現を追求し
その探求の道は 生きている限り続きます。
答えががない 人生。
答えがない 音楽。
あるのは 感じること。
人間の能力ですね。

NDRエルプフィルハーモニー 良かった。
一緒に行った友達が良かったこともあり 殊更 楽しめました!

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音楽の秋、
感動で早まる鼓動について行ける体力を持っておかねば!




by ray_matsumoto | 2018-11-03 01:07 | Favorite | Trackback | Comments(0)