先進医療研究会のあと、9月8日午後に 室内楽アンサンブルの愉しみ~オール・シューベルトプログラムを聴きに行きました♪
三重奏&四重奏の愉しみの演目は、
弦楽三重奏 第1番D471 なんと一楽章だけで。2楽章は未完。
菩提樹、
水面に歌う、
野ばら、
セレナーデ →泣きました(/ω\)
魔王
ピアノ、ヴァイオリン、チェロ、コントラバス、ヴィオラ が奏でるのは
シューベルト ピアノ五重奏 D667 Op.114 鱒♪
コントラバス・永島義男さんの音色は 大河や海を連想させる安定した水の存在
ヴィオラ・奥村英樹さんは 鱒が跳ね上がった時のエッジの効いた波面や釣り人に魚がかかった時のような一瞬の動きを連想させる音色。
この中間層の動きが効いているから 高音の躍動感が活きてきます!
チェロ・崎元蘭奈さんは 安定のコントラバスに乗って、幾重にも重なる潮流のごとく歌い流れていました。
水の中の緑の藻や多くの生き物の息遣いを感じる 生命の音色でした!
ヴァイオリン・菊本恭子さんの音色は 鱒の躍動感と 釣り人のさまざまな心境を清らかな音で醸されていました。
ピアノ・楊美希さん(うふふ、私と同じ中学校卒業♪)は 水面に反射する光と鱒の動きを軽やかに表現。
室内楽アンサンブルの愉しみ・・・
それは 呼吸をあわえて 空気感が一体化して 伸びやかな世界が展開され
終息のリズムにも一体感があることかしら?
音がないときにも 空間に音色が広がるんです。
音すらもないときに 何かがある。
音の余韻、
アイコンタクト、
口角が挙がった笑顔、、、
誰か一人が突出していては バランスが崩れます。
相手を感じながら一緒に奏でる人達の存在を自分のように感じきることかしら?
良い環境の職場に似ているような気がしました。
チームワークで 自分にも仲間にも最高の演出を行い 実践していく。
そして それは より良い生き方に似ているような気がします。
室内楽アンサンブル 5人の演奏家の方々の創り出した音の世界に
活力と安堵感と満足感を得ました。
素晴らしい演奏でした
秋の夕べに室内楽のヒトトキをお勧めいたします♪