宮崎にお墓参りを兼ねて 帰省しました。
地元の盆踊りが13日にあると聴き、
久しぶりに母、妹と行く事を楽しみに
浴衣を準備していましたが、
台風10号の影響で 盆踊りが中止になったと知ったのは12日。
15日の飛行機で伊丹着の予定でした。
12日の段階で それはどうも厳しいと判断。
飛行機が台風で2日に渡って運休になることもめったにないかな~~と
甘い判断をし
14日の早い時間に飛行機を変更しました。
13日、宮崎の地元の浜に 太平洋を観察に行きました。
立ち入り禁止の看板、高波。
流石にサーファーの姿も見えません。
13日の段階で 宮崎は強風と時折強い雨でした。
飛行機は 14日も15日も運休となり、
あああーーーー どうやって関西に戻ればよいのか
家族で意見交換をしました。
決断したのは 九州新幹線で 神戸に戻るという策。
宮崎から 鹿児島中央駅まで 特急きりしま号で移動。約2時間。
その後 新幹線で 新神戸まで 約4時間。
5時に起床し お弁当を準備し
6時半には宮崎駅に到着し
インターネットで予約したチケットを確認して
7時台の特急で 鹿児島を目指しました。
きりしま号が発車して30分で 停電のため停車すること1時間。
この時 絶望感が襲ってきました。
もう 鹿児島に到着できないかもしれない
車中泊? でも 翌日は 電車運休だから どうすればいい?
16日の外来に間に合うのかしら??
こういう時は 黙って耐えるのみ。
発車して2時間 まだ宮崎県
通路を挟んで座る外国の方々には きりしま号の運転手さんが話す情報が解りません。
「電車と倒れた樹木が接触して停電になり 停電復旧作業のため 今 止まってます。
I think this is a hard way ・・・」
説明したら それは仕方ないわね==というような困った笑顔で ありがとう~と言ってくれました。
情報がない異国での出来事は 不安ですよね。
自分が不安なとき 不安を払拭することをすれば 不安が軽減します。
停電復旧作業を雨嵐のなか行ってくださった人に感謝します!
桜島を見て
鹿児島中央駅から 始発 みずほ にて 神戸に戻ることが出来ました。
宮崎駅を出て 8時間。
始発の鹿児島中央駅で座れたのも幸運でした。
博多、広島、岡山 と 駅を重ねるごとに 乗車の人々が増えていき
車内はパンク状態でした。
人々は 寡黙 辛抱強く 立ちながら旅程を受け入れていました。
明日は 一部飛行機欠航、山陽新幹線運休、
西日本に台風が直撃します。
ご先祖様に手を合わせつつ
被害が最小になることを祈ります。
そして こんなにも美しい青空の宮崎に また 会いに戻ります。