日曜日に 笙の音色を聴く機会がありました。
雅楽にて 耳にしたことはありましたが 笙単独の音をじっくり聴いたのは初めてです。
笙は 竹でできていて パイプオルガンと同じ原理。
竹管が共鳴して音がでます。
演奏方法は ハーモニカ同様、吸う吐く どちらでも音がでます。
そして 笙は とても寒がりさん。
温めないと音が響きません。
基準周波数が 現在のピアノやオーケストラで演奏される約440Hzよりやや低く430Hz。
古楽を聴く時の チェンバロの415Hzよりは やや高い。
単独で聴いたときの430Hzの音色は 眠りに誘うよう。
演目: 双調調子 、胡飲酒破
春風たなびく心地よさ、言葉なんていらない、、、と静やかな気持ちになりました。
歌、ピアノと一緒に演奏するときは 441HZに合わせます。
やはり 背後にそよ吹く風のようでした。
空間を感じる音色で 心から解放されました。
演目: いのちの名前 久石譲
演奏は
笙:この春 東京藝大を卒業された東田はる菜さん
ソプラノ:中井 美内子先生
ピアノ:林 葉子先生
素晴らしい演奏をありがとうございました。
東田はる菜さんの笙は NHKで耳にされた方もいるかもしれません。
オーボエと笙のペアで活動されています。
Orinetal-Occident →
こちらから 是非 癒しの音、体験ください♪
いたるところ、ようやく春だね〜