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笙 という楽器

日曜日に 笙の音色を聴く機会がありました。
雅楽にて 耳にしたことはありましたが 笙単独の音をじっくり聴いたのは初めてです。

笙は 竹でできていて パイプオルガンと同じ原理。
竹管が共鳴して音がでます。
演奏方法は ハーモニカ同様、吸う吐く どちらでも音がでます。
そして 笙は とても寒がりさん。
温めないと音が響きません。

基準周波数が 現在のピアノやオーケストラで演奏される約440Hzよりやや低く430Hz。
古楽を聴く時の チェンバロの415Hzよりは やや高い。

単独で聴いたときの430Hzの音色は 眠りに誘うよう。
演目: 双調調子 、胡飲酒破  
春風たなびく心地よさ、言葉なんていらない、、、と静やかな気持ちになりました。

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歌、ピアノと一緒に演奏するときは 441HZに合わせます。
やはり 背後にそよ吹く風のようでした。
空間を感じる音色で 心から解放されました。
演目: いのちの名前 久石譲

演奏は
笙:この春 東京藝大を卒業された東田はる菜さん
ソプラノ:中井 美内子先生
ピアノ:林 葉子先生

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素晴らしい演奏をありがとうございました。
東田はる菜さんの笙は NHKで耳にされた方もいるかもしれません。

オーボエと笙のペアで活動されています。
Orinetal-Occident → こちらから 
是非 癒しの音、体験ください♪

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いたるところ、ようやく春だね〜178.png

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by ray_matsumoto | 2019-04-08 15:35 | My Diary | Comments(0)

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by ray_matsumoto