SHARE
2017年 02月 17日
患者さんの意向をくむコミュニケーションノウハウについて
4つの重要なスキルがあるそうです。
頭文字をとって 「SHARE 」
そう、 良い医療を施し、受けてもらうためには
まさに SHAREの気持ちが必要。
①Supportive environment(支持的な環境設定)
②How to deliver the bad news(悪い知らせの伝え方)
③Additional information(付加的な情報)
④Reassurance and Emotional support(安心感と情緒的サポート)
今朝のミーティングで この言葉を紹介しました。
これは、全ての医療に当てはまる言葉です。
技術に優れた医者がいても 臨床現場が環境状況が整っていなければ
良いパフォーマンスはできません。
患者さんに対して、治療を医療現場で一方的に行うだけでなく
日々の暮らしのなかでできるメンテナンスを含めた環境を提示することも大切です。
治療をうけていても よいことばかりではありません。
治療を受けるのは、生きることの 一場面。
生きることがそうであるように、治療をうけても 悪いことだって起こります。
良いも悪いも現実を受け入れてもらえるような話し方が必要です。
専門知識をベースに
「生きる」「見える」についての 付加的な情報を展開していくことも
患者さんへの選択肢が広がっていきます。
そして すべてのベースには
安心感を運ぶ心温かな情熱がなくては 患者さんの心には響きません。
朝の朝礼で スタッフ達が 強く頷いていた様子が
私の気持ちを熱くしました。
一輪の美しさから 全体の美しさへ。
包み隠さず 全てを SHAREする レイ眼科クリニック。
これからも 熱い気持ちは忘れません。