ワレリー・ゲルギエフ&マリインスキー歌劇場管弦楽団
2016年 10月 13日
演目は
プロコフィエフ 古典交響曲 第1番
ショスタコーヴィッチ 交響曲第9番
ストラビンスキー 春の祭典
ゲルギエフによるロシア三昧!
いきなり弦楽器の重なる音色に心躍りました。
春をイメージする 爽やかな古典交響曲。
舞台を観察すると 弦楽器の充実。
ロシアの交響曲は 壮大がゆえに
多くのコントラバスやチェロが必要なんですね!
ショスタコーヴィッチ指揮のとき
ゲルギエフはダンスを踊るがごとく軽やかなステップを踏んでいました。
指先は跳ねるように 足元は浮き立つように。
なんて素敵な指揮!
私はオペラを見ている気分、勝手にストーリーを創り上げ
想像を楽しみながら演奏を聴きました。
1人でいっても 知り合いに偶然会えるのもコンサートの醍醐味??
休憩をはさんで 春祭♪
木管楽器の柔らかな響き
ほどよい金管楽器
力強い打楽器
すべてにおいて 息のあったオーケストラの素晴らしさ。
私は 完全に身体をゆだねて 聞き入ることができました。
今回 アンコール2曲も印象強く残りました。
メンデルスゾーン 夏の夜の夢 「スケルツォ」
ストラビンスキー 火の鳥より 子守歌~ファイナル
音楽の響きは 命の鼓動、地球の息吹ですね。
風景が目の前に拡がり
自然の中で 自分が生きていることを実感できます。
静から動へ
憧れが聖なる慟へ
たくさんの涙で 今回のコンサートが終わりました。
ゲルギー
マリインスキー
ロシアにはまりそうな秋。
また 生演奏で楽しみたいです!
10月15日 東京でのオペラが終演のようです。
必聴ですよ~~