The Eyrie Vineyards
2016年 05月 18日
初めて アメリカにピノグリを植えた人
カリフォルニアでワインを学んでいたDavid Lettが
オレゴンの果物の 充実さ、甘み、酸味に感動し
妻Dianaとともにオレゴンに渡り 1965年に植樹しました。
1970年代、パリのワインオリンピックでアイリーのピノノワールが入賞したことが
フランス人を驚かせ オレゴンワインが世界に知られるきっかけとなりました。
昨年 Oregon Wine Party (→ こちらから) で 美味しく頂いたEyrie。
私の初オレゴン旅行のスタートは ここから始まりました。
Eyrieのエチケットにもなっているもみの樹。
ここに鷹が巣を作ったこと Eye-Ree がEyrieの名前のきっかけになりました。
素晴らしいワイン畑
最初にやり始めた人の情熱
赤い花越しにみる もみの樹
自然の美しさに同調できるワイン畑の神々しさ。
今は 息子のJason Lettが ワイナリー経営と栽培・醸造を受け継ぎました。
Davidが始めた醸造所は、マクミンヴィル市街地の七面鳥の加工処理所を改築したものです。
その理由は、分厚い壁と保冷能力の高さ。
こだわることなく 形にとらわれることなく 合理的に始まったオレゴンでのワイン作り。
いずれワイン畑の近くにワイナリーができるようですが
ここは 貴重な歴史の第一歩の場所ですよね。
古い樽、新しい樽、沢山の樽を見ました!
醸造家 Jason Lett ☆
50年のパーソナリティーが 漂う空間に
50年を知る人とこれからを担う人
新しいワインのテイスティング中です★
除草剤など使わず 自然の力だけで生きる場所にて
栽培について力のこもった説明をする Jason Lett ☆
齢を重ねる樹は 少しずつ 弱るものの 醸し出す味には格別の風味
将来を考えて 色々な種類のブドウが栽培されていました。
ワインを造る好奇心が 新たな挑戦を生みます。
自然の中には 自然のネギまで!!!
このネギは その夜、手作り料理に加わりました。
なんという 贅沢。
自然とともに洗練されながら生きること
それこそが 人としての正しい生き方なのかも
命を感じた The Eyrie Vineyards → こちらから 日本語は → こちらから
ワインの味と一緒
清く美しい世界でした