わたせせいぞう~阪急電車
2016年 03月 18日
若かりし頃「ハートカクテル」の大人の恋物語に、
アタシには縁遠い世界だわーーーと宮崎で思ってました。
車内に 彼のエッセイがありました。
『北九州小倉という港町で生まれた父と
北海道室蘭という港町で生まれた母が
出会い、恋をし、結婚したのが神戸という港町です』
そんな文章に惹きこまれ読みすすめると
神戸での作品は ご両親の姿をモチーフにしていること、
お母様が 「トアロード」のことを 「トーアロード」と発音し
神戸での話しをいつも 嬉しそうに聞かせてくれた事 を知りました。
改めて絵をみれば
私の25年の神戸生活で 馴染んだ光景ばかり。
夙川の桜、
神戸ハーバーランドモザイク、
六甲ケーブルからの紅葉、
王子動物園、、、
胸が キュン となりました。
緑と花、空、海、山が すぐ手に届くところにある
恵まれたこの神戸の街での月日は
電車の中にいる
私
隣の人
向かいの人
立っている人
ここにいる人達の多くの思い出として
とても重みのあるもの。
阪急電車は 四季折々の人々の生活と思い出を運ぶ電車なんです。
美しい沿線沿いで暮らす私の人生を
これからも丁寧に過ごしていきます。
わたせせいぞう → こちらから
東京時代に買った「菜」全巻が、
本棚の片隅に眠っていました。
阪急電車・・・
「あまちゃん」に出る前の有村架純~
「マッサン」に出る前の玉山鉄二が共演していた
映画「阪急電車」のDVDも
本棚の片隅に眠っていました。(笑)
わたせせいぞう×阪急電車
いずれも、生き急がない
ユックリと時を刻んで来た
ノスタルジックな世界ですね♪