床みどり~京都岩倉実相院
2015年 04月 20日
心が折れそうになったとき 呼ばれるように訪れた3年前の実相院。
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家族が個性をもって少しずつ熟したことを感じた1年半前の実相院。
→ こちらから
緑が息吹き始めた日本がそこにありました。
こころのお庭は 日本を表現しています。
風にあおられる枝垂れ桜
最後の花が耐えて咲いていました。
「今度は また 櫻の季節に、
そしてまだ観たことのない緑の季節に 訪れたい。
その時の 私の彩りを 静かに見つめたい」
自分で書いていたとおり
無意識に 桜と緑の季節に参りました。
雨の実相院は ことさら美しいのです。
若芽が伸びやかな緑を表し
緑が雨粒で反射し
雨だれの音、
湿気を含んだ空気が運ぶ樹木と葉脈の香り、
目を閉じて 鼻腔を拡げると
心奥底まで 開放されます。
私の彩りは
繋がりの色でした。
うふふ、若草物語、四姉妹♥
小さな手を拡げて 大地に届くまで支え合う姿こそが
私が願っていた生き方の彩りです。
そんなことがちょっとだけ解った4月の雨の月曜日。
雨の実相院が、代わりに泣いてくれるから心配ないよ。
若草色がこれからのシアワセを予感させてくれます。
これから繁っていくのね、それは繋がりの色。
シアワセは
時間をかけて静かにやってくることを感じています。
教えてくれたのは
アナタ。
京都岩倉実相院 → こちらから
075-781-5464
明日は 実相院での特別イベントを紹介いたしますね。