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Koyama Wines

日本で就職したものの、何かが違う…と感じ
モノづくりの道を選んだ小山竜宇(たかひろ)さん。
2003年にニュージーランドに渡り、リンカーン大学でワイン醸造学士課程卒業し
2009年ご自身のブランドを立ち上げられました。

宝石のような厚みがある色、
しっかり果実と土を感じる味。
William's Vineyard Pinot Noir 
なんて 綺麗な反射でしょう☆
陽当りが良い斜面、粘土質、石灰質の土地で作られたブドウからできています。
複雑な味です!
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小山さんは、もともとワインは好きだったそうです。
ただ、やみくもにヨーロッパに行くのでなく
日本人が勝負できる可能性の高い新世界を選択、
かつ学士を取れる場所を選択されるあたり、
企業経営計画を練るような冷静さをお持ちです。
ピノノワールとリースリング限定されているのも素晴らしいです。
どちらも 繊細で手をかけなければならない品種。
だからこそ やりがいがあるとのことでした。
ピノは 1994年 Dujac Echezeaux に感動したから。
リースリングは これほど複雑な味を出すワインがないから。
2006年ドイツのKELLERで研修され リースリングにますます惚れ込んだそうです。
熱く語る小山さん!
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私が好きなリースリングは、
貴腐菌を加えている分、蜂蜜風味と甘味が増したワインでした。
炭をいれて消臭しているんですって!
あくまでも自然にこだわったワインです。
同じピノでも 平坦な土地から出来る葡萄だと
フレッシュな味になるんです。
あと、どんな樽をつくるかでも味が変わるんですって。
奥が深いです!
Pearson's Vineyard Pinot Noir は少女みたいに軽やかでした♪
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小山さんお勧めは Williams' Vineyard S Pinot Noir
Sのマークが入っているワインです。
新樽100% で16か月熟成。
今飲んでも美味、どれだけ寝かせて美味になるかは、まだ誰も知らないワイン。
Sは Special 、Sadistic らしいです!!!
ユーモアある小山さん!
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エチケットは 小山さんの名前・竜宇から。
日本の竜でなく、ウェールズのドラゴンです。
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Cool&Smartな小山さんも
こしょばしたら、楽しそうでした~~
無茶しますね、マツモト~~~一緒に参加したユッコ先生と♥
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なかなか手に入らない手作りワインを生産者の話を聴きながら味わえました。
前向きに生きる勇気をもらいました。
最後の挨拶で
「集まってくれた人、
今日ここで私のワインを注いでくれたスタッフのみなさん、
ソムリエさんに感謝します」と仰いました。
楽しむ人達のバックには 必ず楽しませてくれる人がいます。
一緒に楽しめない立場で 楽しませてくれる人がいます。
何事もそうだなって 思いました。

表の人
裏の人

皆で その場の空間を作ります。
皆で 一つの世界を作ります。
さりげない心配りに 私の気持ちも潤いました。
ワインの味に 小山さんの性格が表現されているような気がします。

ニュージーランドには まだ行ったことがありません。
いつか、行ってみたいです016.gif

Koyama Wines → こちらから

ワインと料理のコラボも完璧でした。
イベントがあったのは オーベックファン神戸 → こちらから

by ray_matsumoto | 2015-03-14 20:20 | Favorite | Comments(0)

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by ray_matsumoto