LA CASA VECCHIA
2015年 03月 11日
その向こうに 築80年の古民家
白梅、
その向こうのお花は何?
「ルッコラの花です」
昔、おばあちゃんの家はこんな感じだったよ
島の職人さんが椅子を革張。太い梁、土壁、開放感が気持ちいい
旧暦24節季をテーマに旬の淡路の食材にこだわった料理です。
淡路ポークと淡路おのころしずく塩での手作りの生ハム14か月熟成
「はじめてね、切るとき、ドキドキしたんです。。。
で、美味しい~って!!!」
とっても可愛らしい奥様梨恵さんは鹿児島南さつま市出身
淡路の野菜15種類のスープ
素朴な味
近く仮屋港のタコのミートソース
タコがね、細かくカットされてて沢山入っています。
パスタも手作り、香り高きオリーブオイルとタコとパスタ。
完璧!
淡路島のBeef、この日はモモのロースト。
啓蟄の季節、淡路の新玉ねぎとともに。
玉ねぎをローストしてじっくりにじみ出たソースがbeefにかかっていました。
甘味、塩加減、絶妙。
Simple is best★
デザートは淡路イチゴのタルト、
エスプレッソカップが和風で母屋と合ってました。
ワインセラーの表扉も和風。
淡路で見つけたんですって。
そして、この中に淡路ポークの生ハムや手作り梅干しがワインとともに眠っていました!
オーナー米村 幸起さん(熊本出身)と奥様梨恵さん。
地元、地産地消、手作りにこだわった場所。
拘りの店は沢山あります。
洗練された店も沢山あります。
ここは 違う。
米村さんは あくまで Simpleな人。
無駄がない人。
我儘食いしん坊な私は いつもどおり申しました。
matsu:「地元の野菜でサラダが大盛り食べたい!アラカルトで!!!」
お返事:「24節季で自分の考えた料理を頂いてもらってます」
matsu:「この玉ねぎとローズマリーのフォカッチャ、美味しい!!おかわり~~」
お返事:「フォカッチャはご予約頂いた方の分のみしかございません。バケットはいくらでもおかわりください」
ハッとしました。
都会に住む私は サービスが当たり前、応えてもらって当たり前、
そんな空気に染まっていました。
客の過剰な要望に応えるため、店は余剰を生んでいたに違いません。
無駄が発生し 利益をとるため
肝心に勝負するところでのコストを抑えてしまっている店もあることでしょう。
純粋に勝負する
純粋に良いと信じるものだけを胸張って提供する
時に No と言う
そう
分相応を知り 分相応に生きる清さ。
飾りたてたものがなくても
Simpleな豊かさ
Simpleな恵み
ややこしい私が忘れていたもの
単純に たった一言
いいね
そんなことを 淡路島の若者に教わりました。
杏の花ですって
杏の向こうに ラ カーサ ヴェッキア
杏って響きにも 胸がキュン
菜の花にも
胸がキュン
Italyワインも揃ってましたよ。
ラ カーサ ヴェッキタ LA CASA VECCHIA
古い家 を意味する店
Simpleに毎日生きる
謙虚に生きる
自然と調和して生きる
それは 古いでなく 生き物のありのまま という意味かもしれない。
また 季節を味わいに、共に生きる大切な家族と行きます!
幸起さん、梨恵さん、ありがとう
HP→こちらから
要予約
火曜日休み 0799-74-6441