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花のある生活

先週 京都に行った時に 六角堂の傍を歩いた。
聖徳太子所縁の場所で
聖徳太子に花をお供えしたことから
生け花池坊発祥の土地とされている。
六角堂は →こちらから

聖徳太子といえば 第三夫人と一緒に葬られ その最期は謎に包まれている。
日本人の精神を説いた彼に花をお供えしたところから
生け花が始まっているということに
脈々と続く 日本人らしい精神を感じた。

私は生け花を学んだわけではないけれど
大切な日には そのときの季節の花を選び
手を合わせる。
毎朝挨拶をする三宮地蔵にも 誰彼となくお花がお供えしてある。
花も 小さな命。
その最高に美しい姿を お供えすることは、
どうだろう
小さな命を差し出すことで
「安らかにお眠りください、そして力をお貸しください」と 
鎮魂し、精魂を傾けているわけだ。
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インカ帝国が子供を太陽神に奉げることと
命の観点からは同じである。
人間とは そもそも精神が弱く 
支えとお守りがないと安心できない動物のようだ。
そして 日本人は 和を尊ぶ人種なので
金銀ではなく
火を焚くでもなく
小さなお花
身近なお花
それを 定期的にお供えすることが 一番日本人の精神に合うのではないかしら?



花のある生活

守られ 安寧の生活

心は穏やかです。
by ray_matsumoto | 2013-06-13 21:11 | My Diary | Comments(0)

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by ray_matsumoto