花のある生活
2013年 06月 13日
聖徳太子所縁の場所で
聖徳太子に花をお供えしたことから
生け花池坊発祥の土地とされている。
六角堂は →こちらから
聖徳太子といえば 第三夫人と一緒に葬られ その最期は謎に包まれている。
日本人の精神を説いた彼に花をお供えしたところから
生け花が始まっているということに
脈々と続く 日本人らしい精神を感じた。
私は生け花を学んだわけではないけれど
大切な日には そのときの季節の花を選び
手を合わせる。
毎朝挨拶をする三宮地蔵にも 誰彼となくお花がお供えしてある。
花も 小さな命。
その最高に美しい姿を お供えすることは、
どうだろう
小さな命を差し出すことで
「安らかにお眠りください、そして力をお貸しください」と
鎮魂し、精魂を傾けているわけだ。
インカ帝国が子供を太陽神に奉げることと
命の観点からは同じである。
人間とは そもそも精神が弱く
支えとお守りがないと安心できない動物のようだ。
そして 日本人は 和を尊ぶ人種なので
金銀ではなく
火を焚くでもなく
小さなお花
身近なお花
それを 定期的にお供えすることが 一番日本人の精神に合うのではないかしら?
花のある生活
守られ 安寧の生活
心は穏やかです。