今日感会
2012年 11月 28日
向かって左、柘榴がのっているのは「きんじ草」の白和え、
加賀地方の野菜だそうです。輪島塗と九谷焼で、濁り酒美味し♪
お刺身は 魯山人が愛した古染付風
(ちょっと現代風ですが、笑っている魚の口が可愛い)
お吸い物のお椀は、輪島塗の漆黒と海老進丈の白のコントラストが美しい♪
ノドグロ、九谷焼は色絵が大胆
目出度いときに 鯛のお頭とオカラを一緒に食べる風習があるそうです。
鯛のオカラ蒸し。鯛の脂がオカラをしっとりさせてこれまた美味し♪
見事な九谷焼です。3D??確かにそうも見えます・・・
志野焼でててきたのは 蟹!!!うちこ美味い!!
蓋のとって部分に菊の文様が施された魯山人独特の志野菊文蓋物
器の厚み、柔らかい風合いに ドキドキ♥
中はなんと 柿のふろふき!初めて食べました。
とっても美味しかったです~~
お腹に優しいお味でした~~
九谷焼は 有田焼伊万里焼に遅れること数十年、
1650年から続く伝統の焼き物です。
有田に絵付けの勉強に行ったことから
有田焼伊万里焼のように色絵が美しい焼き物です。
今回食事をしながら その斬新さを感じました。
九州生まれ、関西育ちの私にとって 九谷焼、志野焼は今まで縁がなかったですが
その絢爛たる、斬新な器に 身惚れました。
土地柄、季節の厳しさがあるからこそ ここまで精神が大胆になるのでしょう。
今日感会
今日出会って、感激、
人も物も
一口一口も 一期一会
うん、日本文化をもっと知りたい、食べたい
温泉に浸かりながら 気分上々
日本での旅、秋から冬、これから益々いい季節です。
あらや滔々庵
器はもちろん、食事は 日本人の胃を贅沢に喜ばせてくれる内容でした☆
日本人の胃には、このような食べ物がやはり合うのでしょう。
少しづつ、沢山の種類を、、、
そのたび ステキな器、、
遠くから日本の美を楽しんでいただき光栄です。
そちらも益々の寒さでしょう。お身体御自愛くださいませ。