RENOIR
2010年 05月 27日
木曜日関西電力病院外来のあと テクテク行ってきました。
ルノワール -伝統と革新
ボストン美術館所蔵の 『ブージヴァルのダンス』は
赤い帽子がステキな躍動的な絵です。
この女性、なんと 将来ユトリロの母になる方だそうです♪
『団扇を持つ若い女性』は モネのジャポネーゼ に似てますね♪
モネとルノワールは仲良しだったんですよ~
今回は人が多くって ボストン美術館のようにポーズをとる余裕 がありませんでした・・・
8歳の可愛い女の子(向かって右上)は 『可愛いイレーヌ』
今回 大阪展示の目玉です!
柔らかな髪が優しくウェーブしてて 子供の息づかいが聞こえそうです。
ルノワールは三人の息子の髪も学校に入るまではずっと伸ばしていて
女の子のようにリボンで束ねたりしていたそうです。
巻き毛のさまざまな様子が 空想を拡げ 絵への刺激になったよう。
matsuも 天然パーマ、でもルノワールの好みではないでしょう。
ヒドク モジャモジャなので。。。
黒い洋服の女の子は 『ジュリー・マネの肖像』
ルノワールの親友 女性画家モリゾとあのマネの弟の娘、
『野原で花を摘む娘たち』や『夏の帽子』のモデルだそうです。
ちなみに ルノワールは 洋服の仕立て屋を両親に持ち
女性の洋装や帽子が幼い頃から大好きだったそうな♪
モデルの為に わざわざ帽子をオーダすることも多々あったそう。
matsuも 帽子、大好きで~す!!
お花の絵も数点ありました。
モデルを前にすると 緊張するけど
花の前では りラックスできて
どんな風に活けてあっても 花は美しい。。。と彼は言ったそうです。
その意見に 深く頷きました。
花は どんな花でも 美しく 癒されます。
一番気に入ったのは 『テレーズ・ベラール』
ルノワールのパトロンだった銀行家の娘さんの肖像。
ルノワールにしては珍しい 蒼い色でまとめています。
吸いこまれそうに美しい 静かな絵でした。
展示は 6月27日まで~~~
ルノワール、それほど好きな画家ではなかったけど
彼の真面目さと穏かさを感じることができ
ちょっと人に自慢してもいいと思える午後のヒトトキでした