5年前、ミラノ・アンブロジアーナ図書館にて
レオナルドダヴィンチの多くの手稿を自分の目でみてから
彫刻の石の美しさはなぜか子供のころから好き。
ロンダニー二のピエタ像をみてからは
500年を超えて 今なお圧倒的な才能を見せつける巨匠2名の展覧会。
それも 素描がメインなこの企画。
行ってきました!
顔貌、人体表現、馬/建築、手稿、書簡・詩歌、肖像
テーマごとに 二人のライバルの作品が 隣り合わせで展示されています。
自然と解剖に忠実なレオナルド
人間の肉体の中に感情まで表現しようとしたミケランジェロ
戒めを冷静さをもって作品に秘めたレオナルド
熱情的で信仰心に篤いミケランジェロ
じっくり観察していると 素描が
どちらの作品なのか 少しづつ感じることができるようになります。
レオナルドのレスター手稿・月についての研究も展示されていました。
ビル・ゲイツ個人所蔵です。
イラスト、考察の書きこみ、圧巻な精密さです。
戦車の二つの案も 細かな描写に 開いた口がふさがりませんでした!
自然科学に携わる人間としては 目に一度は留めておきたい芸術と科学が一体化した作品です。
今だ 興奮がおさまらず
毎晩 眺めてます!
あと最低1回は現物を観に行きたい!
いや、何度でも自分の目で眺めていたい!!
レオナルド✖ミケランジェロ展
2017年9月24日まで 東京三菱一号館美術館 →
こちらから2017年10月5日~11月23日 岐阜市歴史博物館