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フーリエドメイン方式光学式眼軸長測定

第32回日本白内障屈折矯正手術学会に参加して来ました。
会長 須藤 史子先生のご講演にて
2014年以降に登場した フーリエドメイン方式SS OCTによる新しい眼軸長測定器 現行3機種の比較を興味深く拝聴しました。

今 使用のIOLマスター500 と レンズスターにて
時折データ取得できない 混濁が強い白内障でも
これらでは、98% とほぼ全例で 検査可能です。

早速 OA7000にて、体験。
えっ? というくらい短時間、
緑の輪が少しキラキラする程度
なんと片眼 20秒で終了!
瞳孔近くまでカーソルを近づけたら、
自動アライメント、自動測定で、検査も簡単(๑>◡<๑)
私、眼軸長いね〜〜

近年注文されている Barrett 式も搭載。
角膜前面の フーリエ解析ができますから、
形状解析装置を持たないクリニックは、一石二鳥。

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現在3機種のフーリエドメイン方式光学式眼軸長測定器は、
IOLマスター700
OA 2000
ARGOS

これらでも測定不可能ならば、
今までの超音波Aモード方式となりますが、
術後の見え方の要望が高くなっている現在、
検者2名にて 網膜の立ち上がりがまっすぐなデータを採用することがポイント。
検査員の手仕事の質も要求される時代です。

元放送部員 美声 須藤先生の明確優美なご講演は
いつも耳、目ともに 吸い込まれます。
須藤先生、臨床現場に即した素晴らしい学会で大変勉強になりました。
ありがとうございました(╹◡╹)♡

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by ray_matsumoto | 2017-06-25 14:50 | Eye Informations | Comments(0)

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