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Optos 200Tx

眼科で使用頻度の高い検査の一つに 眼底カメラがあります。
また 私達眼科医も 眼底検査を日々行っています。

昔は 散瞳をしてから 眼底カメラをとっていましたが
最近では 無散瞳で測定できる器械も増えてきました。
ただ眼底カメラが捉える範囲は 60度程度まで、
私達眼科医が 倒像鏡で見る範囲も30度程度、
だから 眼底検査の時に
「上をみてください~右上を見てください~右、左、下・・・」と
患者さんに目を動かしてもらって 眼底360度を診ます。

今回 散瞳なしで なななんと 200度まで眼底写真を撮ることのできる器械が登場。

超広角走査レーザー検眼鏡 Optos 200Tx  です。
Optos 200Tx_d0131804_20293118.jpg

赤、緑、青のレーザー光源を使い眼底を捉えます。
通常のカラー写真、レッドフリーで視神経線維を、緑色レーザー光で自発蛍光画像、
勿論、蛍光造影も広角で撮影できます。
今までの眼底カメラやSLOとはちょっと違って 
シリコンのような柔らかい面に
顔をぎゅ~~~~っと 鼻が押しつぶされそうなほど圧平させて撮影します。
非接触式ですが 想像以上の接着度で
お化粧が間違いなく 崩れてしまいます。
でも 散瞳なしで 撮影時間も数秒、広い範囲の眼底撮影が可能なので
患者さんも車の運転の心配がいらないし
眼科医も眼底疾患の見落としがなくなるでしょう。
Optos 200Tx_d0131804_20302634.jpg

日本で三台目に導入し 既に愛用している
つくばの 高田眼科 高田真智子先生お勧めの器械です♪
真智子ちゃんは キャンペンガールのように器械の特性を熱く語っていました★
「季節もんだからっっ♥♥♥」 と 
さくらんぼの洋服がとっても可愛い真智子ちゃんのマシンガントーク は 
中央産業さんより営業力があったことでしょう~
Optos 200Tx_d0131804_20335233.gif
by ray_matsumoto | 2011-06-23 20:30 | Academy.Congress | Comments(0)

Eye Doctor's ESSAY★


by ray_matsumoto