LASIK術後の白内障手術
2011年 04月 05日
あと数年で どの眼科医にとっても身近なことになるのは間違いなし。
私がLASIKをはじめて12年目、
その頃は 日本国内でのLASIK件数も さほど多くはありませんでした。
それが約5年前からは 年間何十万眼もなされているわけですから
5年~10年のうちに LASIK後の白内障手術は 珍しいことではなくなるでしょう。
韓国でレーシックをされた方に 手術前データはありませんでしたが
御紹介くださった先生が 気を利かせて
その先生のクリニックを受診された時のデータを同封してくださいました。
とても参考になりました。
今でも日本国内数箇所で パイオニアということで
レーシックを行なっている某クリニック。
日本眼科学会に所属はされていませんが 海外で勉強されたようです。
レーシックの経験数はかなりあるクリニックですが
5年前のレーシック術前データを問い合わせたところ
Dr宛で情報提供を依頼したのに
事務方の返答で 詳細は解からない、、、とのことでした。
「医者はおらんのかあ!!どういうことやねん!!!」
と思いましたが そんなクリニックと喧嘩しても仕方がないので
術前データなしで 眼内レンズ度数の計算を行ないました。
★IOLマスター ハイジスL式が とても参考になります。
(ハイジス先生は こちらから→ )
★NIDEKの IOLステーション も 術前データがなくても 計算してくれます。
★ASCRS のホームページ からも 入力するだけで
さまざまな式での計算をだしてくれます。
(→ こちらから Post Refractive Surgery IOL Calculator からどうぞ)
現在 レイクリでも 大手のクリニックでも
術前データを患者さまにお渡しするところが ほとんどです。
それは その方の将来の屈折手術のことを考えて お渡ししているのです。
データをくれないクリニックは
ただのレーシック屋 だと思ったほうがいいでしょう。
学会に参加して 情報交換をしているクリニックでは
その時のレーシック手術のことだけでなく
将来のことも考えているのです。
LASIK総人口は 確実に増えています。
眼科医も その現実を 受け止めていきましょう!!
コメント失礼いたします。
某大学病院でORTをしております。
眼軸はAモードとOA-1000、ケラトと計算はCASIA2で行ってます。
IOLマスターがないのでHaigis-Lが出せず、
Haigis-standardとshammas-PLで度数決めてますが日々苦慮しております。
ここで、質問です。
JSCRSのウェブカリキュレーターで入力するケラト値はreal値がよろしいのでしょうか?